足の浮腫み

非常に女性に多い足のむくみ。酷いむくみでお悩みの患者さんからは「何か病気のサインなのでしょうか?」と聞かれる事がありますが、多くの場合、肝臓や腎臓に重篤な病気があるわけではありません。

足が浮腫む原因

浮腫みとは、細胞と細胞の隙間に水分の量が多くなる事で、そのことで足が膨張してしまう状態をいいます。体内の水分バランスが取れている時は、細胞の間にある水分が老廃物を細胞の外へ出し、血液中に老廃物と共に水分が吸収されるので浮腫みは起きないのですが、水分バランスが崩れる事で発症します。

何故足が浮腫んでしまうのか?

足が浮腫んでしまう理由については様々あります。一般的には、運動不足や足の筋力低下により、静脈やリンパ液を心臓に戻すポンプの動きが悪くなる事で水分が滞留すると言われていますが、最も多いケースとしては自律神経の働きがバランスを欠いている事であると当院では考えております。

自律神経と足の浮腫み

自律神経には活動時に活発になる交感神経と、睡眠や食事の時優位になる副交感神経があります。足の浮腫みでお悩みの患者さんをこれまでに沢山診てきましたが、多くの患者さんは足の浮腫みだけでなく、身体全体が緊張状態になっており、つまり交感神経が過剰に興奮した状態になっています。

交感神経が過剰に興奮すると、血管は収縮しその結果、細胞間にある水分が血液に吸収される量が減り足が浮腫んでしまいます。交感神経が過剰に興奮している状態から、副交感神経を優位にする事で、血管が拡張し細胞間の水分が血液に吸収され、足の浮腫みが消えていきます。

当院では、副交感神経を優位にシフトする施術を行っております。多くの場合、施術が終わった時には患者さんに足の浮腫みが変化している事を実感して貰え「普段はいている靴が履けるようになった!」との感想を頂きます。

足の浮腫みを防ぐには

足が浮腫まない状態にするには、やはり運動する事がベストです。普段の生活の中で運動を習慣的に行うのは難しいという印象の患者さんがとても多いですが、殆どの方は運動をするという事=ハードに身体を動かす事と勘違いしています。

当院では、短い時間でも効果的に行える運動をご指導しますので、少しずつ身体を動かす事が習慣的に行えるようにサポート致します。

「学生時代から足の浮腫くむ」と長年お悩みとの話をよく伺いますが、解決出来るケースは本当に多いというのが私の臨床経験からの印象です。

お問い合わせ・ご予約はコチラから!
電話番号
ネット予約はこちらから

住所: 〒110-0005 東京都台東区上野3-7-9 JMビル501
アクセス: JR御徒町駅から徒歩3分、日比谷線仲御徒町駅から徒歩4分、大江戸線上野御徒町駅から徒歩4分