頭痛でお悩みの方へ

  •  夕方になると頭が痛くなる。
  •  こめかみの辺りがズキズキ痛くなる。
  •  後頭部~側頭部が痛くなり、ひどい時は吐き気もする。
  •  目の奥が痛い。
  •  頭が締め付けられるような痛みがある。

これらのように、頭痛は発症するタイミングや発症する場所、痛みの質等、色々なタイプがあります。

頭痛の種類

最も多いタイプの頭痛は、筋緊張性頭痛と呼ばれる肩~首にかけて分布する筋肉が緊張する事で起こるものです。主に後頭部~側頭部に痛みが発症します。筋緊張性頭痛の特徴は夕方になると頭痛が起こる、つまりデスクワーク等の仕事を継続的にしていると次第に首や肩の筋肉が緊張し、それに伴い頭痛を発症するというもの。

次に多いタイプが所謂片頭痛。左右どちらかに痛みが発症し、痛みの質としては脈を打つような痛みで、ひどい場合は吐き気が伴う場合もあります。偏頭痛も首や肩の筋肉が緊張して起こるタイプのものもあれば、側頭部に分布する側頭筋の緊張、あるいは目の奥の血管が収縮する事で起こるタイプのものもあります。

この他にも、群発性頭痛や貧血に伴う頭痛。頭痛薬の乱用による頭痛などがあります。頭痛薬の乱用については比較的に女性に多くみられますが、市販の頭痛薬の多くは痛みを抑える為、頭部の血管を収縮させる作用があるといわれています。実はこれはイタチゴッコになってしまう可能性が非常に高く、効果的な処置とは決して言えません。

頭痛の原因

デスクワーク等、長時間同じ姿勢でいると、次第に首~肩の筋肉が緊張して硬くなり、血流が悪くなってしまいます。血流が悪くなるということは、つまり酸素が供給されにくい状態になるという事。酸素が不足した時、私達の身体は酸欠になる事を防ぐ為、無意識に血管を拡げる物質を分泌します。その血管を広げる物質が神経末端部にある痛みセンサーに触れた時痛みを発症し、そして頭痛が起こる。このメカニズムが最も多いと感じています。

偏頭痛や、目の奥の痛み等も同様に、血液循環が悪くなった時に発症するケースが非常に多いとこれまでの臨床経験から感じております。市販の頭痛薬を手放せないという患者さんもこれまでに沢山診てきましたが、市販の頭痛薬は血管を収縮する作用があり、その場しのぎとしては効果があるでしょうが、根本的に頭痛を解決するにはむしろ逆効果になってしまいます。

頭痛はどれぐらいで改善するの?

筋緊張性頭痛の場合、肩~首に分布している筋肉のどこかに必ず、硬くなった筋線維をみつける事ができますので、その硬くなった筋肉を緩めれば痛みは改善します。これまでの臨床経験から筋緊張性頭痛に関しては、比較的少ない回数(2~3回)の施術で改善する事が多いです。

慢性的な片頭痛の場合、原因が複雑な事が多々あります。首~肩の筋緊張や、頭部~顎関節部に分布する筋肉の緊張。脳を包んでいる膜の緊張等、原因が複数ある場合は筋緊張性頭痛よりも長期的な調整が必要になります。

いずれにしても、原因部位を一つ一つ調整していけば、段階的に症状は軽減していきますので、施術をしてもまったく症状に変化がないという方がまれという印象です。

対象療法でその場しのぎをせずに根本的に解決する事がとても大事!!

頭痛の限らずですが、痛みには必ず原因がありその原因を解決すれば当然痛みは消えていきます。頭痛で長期間お悩みの方は、いままでに頭痛に有効な処置を受けた経験がほとんどない方が多く、その原因が「脳」にあるのではないかと不安になられているケースも非常に多い印象です。

実際に、脳の動脈瘤やくも膜下出血のような重篤な原因があり、それが原因で頭痛を発症するというケースはあまり多くありません。痛みの原因となっている筋肉の緊張を緩める事で頭痛から解放されるケースの方が圧倒的に多いですから、市販の頭痛薬などに頼らず、肩~首~頭部の緊張をしっかり緩めて頭痛が発症しないコンディションまで回復させる事が根本的な解決になります。

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