五十肩でお悩みの方へ

  •  何もしていないのに突然肩が痛くなり、腕が挙げられない。
  •  肩の痛みで寝返りがうてない。
  •  肩が痛いので病院に行ったら「肩の関節が石灰化している」と言われた。
  •  腕を挙げる角度によって痛みがある。

突然、腕が挙げられない程の痛みが生じる五十肩。治癒するのに1年以上かかったとの話はよく伺います。

五十肩とは…。

日本整形外科学会んホームページには、五十肩の原因について「関節を構成する骨、軟骨、靭帯や腱が老化して肩関節の周辺組織に炎症が起きる事が主な原因と考えられています。」と記載されています。

五十肩の原因…。

軟骨や靭帯、腱が老化したら何故周辺組織に炎症が起こるのでしょう?老化=炎症という理屈は正直よくわかりません。
当院にも肩の痛み、所謂四十肩や五十肩を患っている患者さんが来られます。これまでに五十肩の患者さんを診てきて、軟骨や靭帯もしくは腱に異常があり、その影響で腕が挙がらないといったケースは私個人は診たことがありません。老化による炎症が原因ではなく殆どの場合、肩周辺の筋肉に硬くなった部分があり、その硬くなった部位を緩めると、痛みはなくなります。ただ肩を動かす筋肉は複数あり、多くの場合、痛みの原因となっている緊張部位は複数あります。腰痛やむちうち等の症状と比べると、比較的治癒に時間がかかるケースが多いですが、硬くなった筋肉がしっかり緩めば症状は改善します。

肩関節の石灰化

また、患者さんから「肩の関節が石灰化しているので。肩関節が動かせなくなっている」と病院で言われたとのお話を伺いますが、実際には筋肉が硬くなり痛み生じ、痛みがあるので肩が動かせないから血流が悪くなり、石灰が血管に溜まった状態になったと考える方が自然な気がします。いずれにしても、肩関節周辺の筋肉を緩めれば痛みが改善し、沈着している石灰も自然と血液に乗って流れ出て行きますので、「石灰が溜まっているからなかなか肩が動かせるようにならない!」と思い込む必要はありません!!

腱板損傷による肩痛

「腱板が損傷を起こしているのが肩痛の原因」と診断を受けて当院に来れられる方も結構おります。腱板とは、肩周辺に分布している4つの筋肉が一つの腱で肩に付着している部位を言いますが、私の経験上、「腱板損傷」腱板に損傷があり炎症が起きて痛みの原因となっているケースは非常に少ないと考えております。痛みの本当の原因は、これも同じく筋線維が硬くなっている事。硬くなっているので腕を動かした時に痛みがあり、その結果可動域の制限が生じるというのが圧倒的に多いという印象です。いくら効炎症薬や炎症止めの注射を打っても改善しないのは、原因が違うからというわけです。

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