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犬の会陰ヘルニア

約4ヶ月前から来院しているミニチュアピンシャーのリチャード君9才。このワンちゃんは、会陰ヘルニアという犬特有の疾患で、元々当院の患者さんであった飼い主さんが、手術をせずに治したいとの事で来院しました。

会陰ヘルニアは、骨盤隔膜という骨盤内を仕切っている膜に異常がある為、肛門の周りにある筋肉の隙間から腸が出てきてしまうという疾患で、5歳以上のオス犬に多く発症し排尿、排便障害を発症しその原因は、前立腺疾患やホルモンのアンバランス等々、色々な説がありますが、詳しくはまだ解っていないようです。

当院が施術で用いているオステオパシーは、海外では動物の施術をする事は決して珍しくなく動物治療の教育プログラムもあり、私も私の先生から犬の治療についてアドバイスを頂きながら、リチャード君の施術を行いました。

来院して約1.2ヶ月目の頃はちょっと怯えた感じで、なかなか上手く施術を進める事が出来なかったのですが、最近では自分からベッドの上に上がり、お腹出して寝ているので、随分慣れてきた感じです。 肛門の左側から突出していたヘルニアも、かなり小さくなり今のところ順調に回復しています。

私は犬を飼った事がないのですが、4ヶ月も毎週のように顔を合わせていると、情が移ってしまい本当に可愛く思えてしまいますね。リチャード君が来院する日は、とても心待ちな気分になっています。